オリ伊藤、ペーニャ激突で離脱危機
「オリックス0-3楽天」(2日、京セラ)
最下位脱出が遠のく連敗を喫したオリックスに、追い打ちをかけるように正捕手離脱の危機が迫った。
七回の守備だった。1死一塁で、右前への打球をT-岡田が後逸。一気に生還を狙った一塁走者・ぺーニャと本塁上でクロスプレーとなり、伊藤は体当たりを受けた。首と腰を痛めてその場にうずくまり、担架で退場した。
「首はむち打ちみたいな感じ。横を向けない」と伊藤。意識ははっきりしているが、3日に病院で検査を受ける予定。診断結果によっては、出場選手登録抹消の可能性もある。
試合は8安打を放つも3併殺で今季11度目の完封負け。5位・楽天との差は3ゲームに開いた。福良監督代行は「細かいところをきっちりやることが大事」と表情を曇らせた。