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吉高、愛貫く 朝ドラ前2作に負けない

2014年3月22日

 連続テレビ小説「花子とアン」ヒロインの吉高由里子=東京都渋谷区のNHK(撮影・会津智海)

 連続テレビ小説「花子とアン」ヒロインの吉高由里子=東京都渋谷区のNHK(撮影・会津智海)

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 8カ月に及ぶ長丁場の現場、英語のレッスン…。吉高にとっては、初めて尽くしの作品だ。実は、右利きの役も初。これまで普段の左利きのまま演じていたが、初めて日常生活から右手を使うよう矯正。「ダイエットになりました」と笑う。

 作品への思い入れは当然ながら強い。「くじけず、『花子とアン』という作品を最後まで愛することを貫きたい。愛が重いくらい、過保護になりすぎるくらい、自分の子供のように…」と熱く語る。ただ、インタビューの数日前に「花子‐」の次期作「マッサン」のヒロインが発表され、無名の米女優に注目が集まったことには「もう次の朝ドラの会見があるし、時間は無情にも先へ先へと行くんだな、って」と驚きの顔を浮かべ「こっちは、まだ始まってないよ!!」と必死に訴えた。

 どこまでも本音で、飾らない“吉高節”。前2作が高視聴率を記録した話題作であることにプレッシャーを感じつつも、「発表されたときの方がプレッシャーがありました。今は悔いが残らないようぶつかっていけたら、と思っています」。

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