小栗ルパン一味参上、4千人の心盗んだ
俳優・小栗旬(31)、玉山鉄二(34)、綾野剛(32)、浅野忠信(40)、女優・黒木メイサ(26)らが4日、都内で行われた映画「ルパン三世」(30日公開)のワールドプレミアに出席した。小栗を筆頭に“ルパン一味”がそろって公の場に姿を見せるのは、この日が初めて。小栗は会場を訪れた4000人の観客に「4000人のハートを盗みたいと思います」と宣言、世紀の大泥棒らしくファンを盛り上げた。
ついに“実物”のルパン三世が観客の前に姿を現した。大歓声で迎えられた小栗は「ワクワク楽しんでもらえる作品になってると思います」と自信を見せた。
同作はモンキー・パンチ氏の原作マンガが1967年、アニメは71年にスタート。40年以上愛されるシリーズだが、実写化は1974年、俳優・目黒祐樹(66)主演の「ルパン三世 念力珍作戦」以来40年ぶりだ。
イメージが定着したキャラクターで、実写としての長いブランクもあるだけに、小栗は「受け入れてもらえるかドキドキしてます」と不安な気持ちも正直に明かした。
しかし、壇上で峰不二子役の黒木の「ごめんねぇ~、ルパン」というセリフに続き、小栗が「そりゃないぜ、ふ~じこちゃーん」と定番のセリフを生披露すると、会場はこの日一番の盛り上がりに。新生ルパンとして4000人の心を盗み取った小栗は「本当にうれしいです」と満面の笑みを見せた。
また、銭形警部役の浅野は「本当なら(一味を)捕まえる絶好のチャンスだけど、パート2をやりたいので捕まえません」と続編の製作を熱望。北村龍平監督(45)も浅野に乗る形で「まだワンツーパンチのワンです。これからツー、スリーと作っていきたいです」と重ねて要望した。
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