高杉真宙は“最も息子にしたい”18歳

 「仮面ライダー鎧武」で注目された俳優の高杉真宙=まひろ=(18)が、連続ドラマ初主演となるフジテレビ系「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」(6月1日スタート。月~金曜、後1・25)で、家族に料理を振る舞うイケメン王子に挑んでいる。男優では昼ドラ史上、単独最年少主演。“最も息子にしたい俳優”として主婦のハートを射止めそうな18歳の素顔に迫った。

 “昼ドラの洗礼”を浴びている。「明日も-」は全45話予定を3カ月で撮りきるといい、1年間で全47話だった「鎧武」との違いに驚く。1話からいきなり15話に飛んで演技することもあり「大変ですね。これが昼ドラなんだなと感じました。でも、前よりもつながりを考えるようになりました」と、日々成長を実感している。

 小6の頃、熊本の花火大会でスカウトされた。レスキュー隊員に憧れていて芝居に興味はなく、「嫌です」と1年間拒んでいたが、舞台出演をきっかけに「カーテンコールが楽しくて達成感があった」と目覚めた。

 昼ドラ参戦で、周囲に「ドロドロが似合うね」といじられる。「鎧武」ではヒロインを守るため主人公と敵対する役だったからだが、「明日も-」は親子愛を描き「優しさ200%」をうたう心温まる物語だった。

 高杉は母子家庭で育ち、病に倒れた母に代わり弟妹のため台所に立つ大学生を演じる。自分が養子と知って苦悩する役だ。

 料理も上達中で、「お母さま方に見ていただいて、優しく温かい気持ちになってもらいたい。夜ご飯を作るのは大変と思いますが『おいしいご飯を作って、明日も頑張ろう』と思っていただけたら」と呼びかけた。

 素顔は漫画好きで、憧れは俳優の松山ケンイチ(30)。映画「デスノート」で天才探偵Lを演じた松山に「別人になっていてすごい」と感銘を受けた。大河ドラマ「平清盛」で共演も果たした松山の背中を見ている。

 「ファブリーズ」のCMに親子役で共演するタレント・松岡修造(47)にも影響を受け、人気の修造カレンダーで「頑張ろう」と気合を入れる。高杉は「松岡さんのような熱い役もやってみたい」と、無限の可能性を見詰めている。

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