草なぎ剛 SMAP解散後ソロ活動一番乗り ドラマ主演で再出発

 12月31日をもって解散するSMAPの草なぎ剛(42)が、1月スタートのフジテレビ系(カンテレ制作)連続ドラマ「嘘の戦争」(火曜、後9・00)に主演し、天才詐欺師を演じることが20日、分かった。SMAP解散後の新規の仕事が決定したのはメンバーで初。同局系火曜ドラマ枠の主演は「いいひと。」(97年)から20年で、通算7作目となる。草なぎが、俳優として成長した自身にとって欠かせない場所からリスタートを切る。

 ソロ活動の第一歩を役者として踏み出す。演技に定評がある草なぎが挑むのは、昨年の「銭の戦争」に続く復しゅう劇第2弾「嘘の戦争」。SMAPを離れての“初仕事”が決まった心境を「楽しいものが出来るんじゃないかと今からワクワク」と明かした。

 テレビ朝日系「スペシャリスト」以来、1年ぶりの連ドラ主演作は、幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が天才的な詐欺師となり、復しゅうに向かう痛快エンターテインメント。相棒的な女性詐欺師、大企業会長の愛娘である女医との禁断の三角関係も描かれる完全オリジナル物語だ。

 この日、10月上旬に撮影された詐欺師姿を初公開した草なぎは、11月中旬から海外ロケに出発。圧倒的な記憶力と虚言が武器の詐欺師を演じていく。

 火曜ドラマ枠は思い入れが強い。97年4月に当時火曜夜10時枠だったカンテレ制作「いいひと。」で連ドラ初主演を飾り、“僕シリーズ3部作”でも主人公を演じた。「この枠は草なぎ剛ドラマヒストリーには欠かせない枠」と語る通り、今年10月から夜9時に移行した同枠での主演は今作で7作目となる。

 俳優として飛躍してきた“場所”について「大げさな事をいうと、リスタートを切れたりという、僕の人生の節目といつもリンクしている。“初心忘れるべからず”ではないですけど、いつも何かに気付かせてくれたり、心を改めさせられたりと自分ではそういう機会を作ってくださっているように感じて、感謝の気持ちでいっぱい」と思いを口にする。今作は解散後の初ドラマという巡り合わせとなった。

 「いいひと。」から詐欺師へ。20年の成長をぶつける草なぎは「ウソがたくさんちりばめられているドラマ。皆さんがドラマを見て、本当の真実を見つけてほしい。もしかして真実なんてひとつもないのかもしれない…なんてね」と意味深に呼びかけた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス