松本幸四郎 ワンバウンド始球式になぜかホッ「(ストライクが)入ってたら、スカウトされていたかもしれないので」とジョークも
「巨人-阪神」(4日、東京ドーム)
劇場版「鬼平犯科帳 血闘」スペシャルナイターと銘打った一戦で、歌舞伎俳優の松本幸四郎が始球式に登場。背番号は名前にちなんだ「546」で、「ONIHEI」のイニシャルがプリントされていた。ワインドアップのダイナミックなフォームから繰り出した投球は惜しくもワンバウンドとなったが、スピードは出ていた。
クールな顔立ち通り、投球に対してさほど感情を表すことはなく、さっそうとマウンドを降り、スタンドのファンに手を振って関係者通路へと消えていった。ネットでは「クールすぎる」「かっこよさ半端ない」「こんな男に俺もなりたい」「まさに鬼平」といったコメントが集まっている。
松本は「もうフワフワしていました。熱気と興奮は夢の世界です」と上気した表情で話し、惜しくもワンバウンドになった投球については「そうですね。ただ、(ストライクが)入っていたら、スカウトされていたかもしれないので、ある意味安心かなと」とジョークを交えて語っていた。