水原一平容疑者 最高懲役33年も減免「12~8年半くらい」TBS「ひるおび」識者が予想 

 米司法省は8日(日本時間9日)、銀行詐欺などの容疑で連邦地裁から訴追された米ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が罪を認めることに同意し、検察との司法取引が成立したことを発表した。14日にロサンゼルスの裁判所に出廷し、罪状認否を行う。

 同容疑者は銀行詐欺のほか、虚偽の納税申告書を提出した容疑でも有罪を認めたという。410万ドル(約6億3500万円)の申告漏れ所得があったという。両罪での最高刑は懲役33年と罰金125万ドル(約2億円)。だが、この司法取引により、検察は減刑を勧告する見込みだ。

 TBS「ひるおび」に出演したカリフォルニア州在住の鈴木淳司弁護士は「司法取引の内容はほぼ全面降伏だが、取れるものだけは取った」と印象を語り、水原容疑者が受ける刑については「懲役12年。短くて8年半くらい」と予想した。

 国際弁護士の八代英輝氏は「司法取引」について「日本で言うと、罪について自白したのと同じこと」と説明。「自身の罪を認めて、これ以上の裁判を長引くことを防ぐといった意味の取引。全面的に刑が免除されるというものではない」と話した。また大谷からの窃盗という罪に関しては、「もしされるとしたら民事の対象となるということ」と解説した。

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