ウルフルズの名物野外フェス「ヤッサ!」今年も万博記念公園で ピクニックエリアも復活

ウルフルズが5月25日に大阪「万博記念公園もみじ川芝生広場」にて、『OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る! ヤッサ!2024 エンヤコラ ヤッサッサのサ!!!』を開催する。

1988年に大阪で結成されたウルフルズ。1995年発売のシングル『ガッツだぜ!!』で注目を集め、翌1996年発売の3rdアルバム『バンザイ』が100万枚を超える大ヒットを記録。その後も『明日があるさ』『ええねん』などのヒット曲を発表し、唯一無二のポジションを確立した。

ボーカルのトータス松本は古くは「クリアアサヒ」、最近では「EDWIN503」など、さまざまなテレビCMに出演。俳優としても『おちょやん』など有名作品に出演しており、音楽より先にそれで知ったという人も多いだろう。

ロック、ソウル、ファンク、ブルース、R&B、歌謡曲を血肉化したグルーヴィーなサウンド、思わず一緒に歌いたくなるキャッチーなメロディ、コミカルでかっこ悪くも熱いソウルを感じさせる日本語歌詞、パッションあふれるステージ、地元・大阪に土着したアイデンティティの在り様などは、個人的にサザンオールスターズやクレイジーケンバンドにも通じるものを感じずにいられないわけで。

2019年にはクリープハイプやSHISHAMO、2022年にはCreepy Nutsとの対バン共演などを通して、30年来のファンに加えて若い世代のファンも獲得。常にフレッシュな空気を漂わせているのが、何気にすごい。

『ヤッサ!』は、ウルフルズが2000年より続けてきた恒例の野外ワンマンライブ。通算19回目となる今年は新たに「ステージかぶりつき」「花道かぶりつき」「出ベソかぶりつき」といった、愉快なプレミアムな特典付きシートやエリアが登場。さらにピクニックエリアも待望の復活を果たした。

また、ゲストミュージシャンとして桜井秀俊(G/真心ブラザーズ)、菅原龍平(G)、浦清英(Key)、村上基(Trumpet/在日ファンク)、滝本尚史(Trombone)の出演も決定している。

ロックな初期衝動とショウアップされたエンタテインメント性を兼ね備えたパフォーマンスには定評がある彼ら。ウルフルズファンにとって特別なお祭りで、魂ゆさぶる音楽の真髄をたっぷりと堪能あれ。

日時は5月25日・昼2時開場、夕方4時開演。チケットは前方エリア大人1万2000円、子ども5500円、ピクニックエリア大人1万2000円、子ども5500円、ほか。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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