渡哲也の親戚芸人、プロレスデビューへ

 「DDT」(31日、後楽園ホール)

 DDTは、吉本興業所属のお笑いコンビ・てのりタイガーの渡瀬瑞基(24)を練習生として所属させることを発表した。すでに1カ月前からトレーニングを開始しており、引き続き吉本興業の芸人として活動を続けながら、2団体所属として夢だったプロレスラーとしてのデビューを目指す。

 この日、休憩明けに高木社長とともにリングに登場した渡瀬はスーツに身を包み、緊張した面持ちでファンに挨拶した。「プロレスラーになることが小学生からの夢でした。芸人を続けながらプロレスをやってもいいと言ってくださった高木社長、吉本興業、そして相方に感謝したいです」

 176センチ、75キロで、スポーツ歴は野球、水泳、バスケットボール。憧れのレスラーは獣神サンダー・ライガーだという。「いつかライガーさんや飯伏さんと戦ってみたい」。芸人仲間にも報告し、既にプロレスデビューを果たしているレイザーラモンの2人からは「俺たちの夢を託した」と激励を受けたという。

 DDTには、WRESTLE-1のCEOを兼任する高木社長のほか、新日本プロレスと2団体所属の飯伏幸太らがいるが、お笑い芸人とプロレスラーという異色の“二刀流”に注目が集まる。

 知人を介して渡瀬を紹介されたという高木社長は「本当に真面目にプロレス入りをアピールしてきた。彼の気持ちに応えて、一から基礎を教えたい」。二足のわらじについても「誰もやったことがない。全然違う2つの顔を見せてほしい」と期待を込めた。

 また、俳優の渡哲也、渡瀬恒彦とは縁戚に当たるといい、「向こうの渡瀬家とはお墓が隣なんです」と明かした。名優の血を受け継ぎ、ハードボイルドで熱いファイトにも期待だ。

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