G大阪5分で4発!大逆転でCS進出

 「J1、G大阪4-0山形」(22日、万博記念競技場)

 前節年間4位のG大阪は、ホーム万博でリーグ最終戦を戦い、大勝した。勝ち点2差の3位FC東京が0-0で引き分けたため、両者勝ち点63で並んだが、得失点差でG大阪が3位に浮上。大逆転でチャンピオンシップ(CS)出場を決めた。

 前半は大きなチャンスを作りきれないまま終わる。勝負は後半。16分、FW宇佐美のクロスをGKが倒れ込みながらクリアしたこぼれ球を、MF大森が押し込み先制。続く18分には、ワントラップで抜け出した宇佐美が、右サイドからグラウンダーの速いクロスを入れると、逆サイドから飛び込んだ大森がこの日2点目。さらに19分、左サイドの宇佐美のセンタリングに途中出場のFW長沢が頭で合わせて追加点を奪った。

 2分後の21分にもMF遠藤のCKに途中出場のDF米倉が頭で押し込み、4点目。わずか5分で4点を奪って試合を決めた。2ゴールの大森は「出し切ろうと思っていた。気持ち良かった」と喜んだ。

 試合後、長谷川監督は「リーグ戦で万博は最後だということも、(CS進出が)FC東京次第だということも選手は理解していた。ゲーム前には、目に見えない相手にプレッシャーをかけられるゲームができるかどうかだと話していた」とし、「サッカーの神様がご褒美をくれたのかな」と笑みを見せた。

 G大阪は28日のCS準決勝で、勝ち点2位の浦和(埼玉スタジアム2002)と対戦する。浦和との今季の対戦成績は、リーグ2試合とゼロックス杯の3戦で、G大阪が2勝1敗。90分間で勝敗が決しない場合は、前後半各15分の延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合は、PK方式によって決定する。

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