井上尚弥 ネリは「もっとパワーがあるのかな、だった」 ダウンは死角からのパンチ「一番手ごわいとは言えない」【一問一答】

 ボクシングの東京ドーム興行の一夜明け記者会見が7日、横浜市の大橋ジムで開かれた。4団体統一世界スーパーバンタム級王座を初防衛した井上尚弥(31)が、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28)、WBO世界同級新王者の武居由樹(27)=いずれも大橋=とともに出席。大橋秀行会長は尚弥の次戦、次々戦が指名試合になること、そして年内にもサウジアラビア資本により、英国で戦う可能性があることを明らかにした。井上との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -ネリと戦って。

 「全て想定内。一つ挙げるとすれば、もっとパワーがあるのかな、だった。1ラウンド目のダウンは本当に自分の死角から入ってきたパンチで、一つ誤算があるとしたらそこの角度調整のミスだけ。一番手ごわいとは言えないのかなと」

 -ダウンからの立て直しはイメトレの成果だと。

 「しっかりと8カウントまで膝をついて休むっていう。そこの数秒が大事だと思うので。本当にそういうシーンが訪れたらというのを日頃から考えるようにしているので、それがとっさに出たと思う。ダウンしてすぐ立ってしまうと足のふらつきとか残ってしまう」

 -兄弟ともに1回にダウンして逆転勝ち。

 「なかなかない。ビックリした。ダウンシーンを切り取ってXでめっちゃ流れているんで、やめてほしい(笑)。ダウンの仕方もちょっとダサいし。自分も打ちに入ってるから、左アッパーから右スイング打ちに入ってるから、そのまま空転させられた感じだった」

 -兄弟そろって世界戦で勝利した。

 「2019年に一緒に出た(世界戦の)試合はお互いで勝つことができなかった(尚弥のみ勝利)ので、お互いでしっかりと勝利を手に取ることができたので、本当に井上家としてのいい日になったなと思う」

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