J1首位の町田・黒田監督「良い悩みを抱えています」とニヤリ 平河、藤尾、エリキ復帰でFW陣の競争が激化

 J1で首位を走る町田の黒田剛監督(53)が9日、次戦の湘南戦(11日、レモンガススタジアム)に向けた非公開練習後に取材に応じ、激化しているFW陣の競争について「良い悩みを抱えています」と苦笑いを浮かべた。

 ”二枚看板”の平河、藤尾がカタールでのU-23アジア杯から合流し、前節では早速途中出場。2人の不在時には、オ・セフン、ナ・サンホの韓国出身コンビが躍動し、直近2試合では荒木が1ゴール2アシストと結果を残した。また、オーストラリア代表のデュークも前節で得点を記録。さらに、昨年J2で18ゴールをあげMVPに輝いたエリキが、けがでの長期離脱から復帰した。ベストメンバーがそろってきた状況にも、黒田監督は正直な思いを打ち明けた。

 「やっと皆が帰ってきて待ちに待った状況なんだけど、この使い方がすごい困ってる。また外国人枠も出てきて、荒木の好調もあって外す理由がないし。そういった部分でのマネジメントが…いい悩みを抱えています」

 平河、藤尾も危機感も募らせている。平河は「緩みはないですね。首位ですし、当初から分かっている通りチームのメンバーも多い。特にウイングなんて多いポジション。エリキも復帰してデュークもコンディションが上がってきてってなると、保証されてる感は全く感じてないです」とキッパリ。藤尾も「競争に負けないように、このチームでの位置を確立しないといけない。まだまだ1からやっていかないといけない」と力を込めた。

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