「進撃の巨人」!?…奈良の街なかにそびえる巨大な“壁”の正体は?  SNSをざわつかせた異様な写真の真相に迫る

奈良県といえば奈良公園の鹿が有名ですが、他にも東大寺や法隆寺、吉野桜など見どころがたくさんあります。ただ、この壁について知っている人は少ないのでは。百島 純(@momoshima_jun)さんは「ご存知ですか?奈良には大きな壁があることを。」と、Xにポストしました。

まるで他を圧倒するようにそびえる茶色い壁。これは何なのでしょうか。百島 純さんにお話を聞きました。

ーーこれは何の壁ですか。

「実は、なら100年会館の壁面です。建設途中から特徴的な形と感じていましたが、西側を特定の位置から見ると窓も見えず、大きな壁のように見えました。『進撃の巨人』の巨人が現れそうだなと思って撮影しました。場所は奈良公園から2kmほど西、JR奈良駅前になります」

ーー確かに「進撃の巨人」の壁みたいです。

「『進撃の巨人』の壁っぽいというコメントが多く付くと思っていましたが、仮面ライダーのスカイウォールに似ているという意見もかなり多かったです。それ以外に大仏や鹿から人を守っている等、想像力が掻き立てられました」

ーー窓がすごく少ないようですが、中は暗いのでしょうか。

「実は内部に入ったことはないのでその辺は分かりません。ただ、コンサートなどを行うホールなので問題ないのかもしれません。また、東側には採光の窓があるのでこちらで補えるのかなと思います」

この投稿には、

「巨大な大仏が襲ってくるのを食い止めているのですね!」

「鹿せんべいの製造工場&保管庫を守る壁ですね」

「進撃の巨鹿なのか、進撃の巨仏なのか。一体何が壁の向こう側にいるんだ」

「奈良の大仏が外に出ないよう設置された壁ね」

普通の住宅地の向こうにある巨大な壁にたくさんの反響があり、「いいね」は、8.6万件にもなりました。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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