西岡8日先発へ!G党にも復活見せる

 右肘の張りで5試合、先発を外れている阪神・西岡剛内野手(29)が、早ければ9連戦の初戦となる8日の広島戦(甲子園)から先発に復帰することが7日、分かった。球団首脳が明かした。和田豊監督(51)は、前半戦の締めくくりとなる重要な上位チームとの対戦でポイントゲッターとして起用する方針だ。

 前半戦の最後に最大のヤマ場を迎える。2ゲーム差で追う2位・広島との3連戦を皮切りに巨人、中日と戦う。逆転優勝へ望みをつなぐ重要な9連戦。西岡がその初戦となる8日の広島戦で、スタメンに復帰する可能性が高まった。

 8日の先発復帰を問われた球団首脳は「そうやな、出るよ。だいぶんよくなっているし、よく動けている。一塁への送球もだし、しっかり走塁練習もしているやろ」と話した。

 西岡は3月30日の巨人戦で肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った。6月27日の中日戦で1軍に復帰し、3試合連続で先発。しかし、右肘の張りで1日のヤクルト戦から欠場が続いている。

 その間は状態を見ながらの調整を続けていた。4日のDeNA戦前の練習で守備練習を再開し、同戦に代打で3試合ぶりの出場。5日からは2日連続で、内野でアメリカンノックを受けた。

 先発復帰については「監督が決めることなので」と話した上で、右肘については「だいぶんよくなっている」と順調に回復していることを明かした。8日の状態も安定していれば、6月29日の中日戦以来6試合ぶりの先発出場となりそうだ。

 9連戦中、個人としても重要な試合がある。11日からの巨人3連戦は重傷を負った東京ドームで行われる。1軍復帰前の本紙インタビューでは「あの時、巨人ファンの方が僕の名前を呼んでくれたというのは、僕もユニホームを来て(東京ドームに)戻らなあかんと思わせてくれた」。特別な思いを胸に、もう一度、あのグラウンドに向かう。

 チームは1日のヤクルト戦から5連勝中。1番・上本、2番・大和が攻撃のリズムをつくり、中軸で得点を奪った。和田監督は打順について「今はいい流れできているので、あまり崩したくはないけどね」と話した。

 西岡が先発する場合は6、7番で起用される可能性が高い。チームを勢いづけるポイントゲッター。再スタートの一戦から、背番号7に掛かる期待は大きい。

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