阪神・近本「二塁打は増やしたい」「配球より球質、回転数、変化量のデータを見ています」

 キャッチボールをする近本(撮影・田中太一)
 ウオーミングアップをしながら談笑する近本(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の近本光司外野手(29)がデイリースポーツの読者に向けて、さまざまなテーマをもとに本心を明かす企画「謳歌」。リーグ開幕を目前に控え、オープン戦で打率・364を残した打席での考え方、6年目のシーズンへ向けての思いを語った。球団史上初の連覇を目指す今季も頼れるトップバッターがチームを支える。その2。

 ◇  ◇

 今シーズンも1番打者を担うことになると思いますが、打率、安打など数字についてはそこまで気にはしていないです。強いて言うなら二塁打は増やしたいと思っています。去年は30本ぐらい打ちたかったんですけど、三塁打(12本)が増えてしまった。二塁打は21年に33本打ちましたが、22年は16本、昨年は24本でした。振り返ると、成長してなかったなと。二塁打は打球判断やベースランニングなど、いろんなことが重要になってきます。今年はどれだけ打球速度が上がって角度がついて長打になるのか。そういう打撃も求めていきたいと思っています。

 打席に入る前の準備について明かすと、配球よりも投手の球質、回転数、変化量のデータを見ています。あまり配球のデータは見ないですね。配球は打席によっての状況などで変わってくるので。投手の投げてくるボールに対してのイメージ。変化球であれば、このぐらい変化するから、こういうふうに対応しようというのを見ていますね。フォークならどのくらい落ちるとか。ボールの軌道です。そういうのを頭に入れておくと、変化にも反応はできるのかなと思います。シーズン通して投手の変化量、幅は変わらないですし。自分のイメージと違うボールが来たときに手が出ないことはありますけどね。

 2024年のシーズンが、まもなく始まります。しっかりコンディションを整えて臨みたいと思います。今年も応援よろしくお願いします。

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