阪神・村上は7回5安打2失点で降板 自己最多タイ116球の粘投も3勝目ならず

 先発し力投する村上(撮影・山口登)
 1回を投げ終え、悔しそうな表情を見せながらベンチに戻る村上(撮影・中田匡峻)
 6回、堂林を空振り三振に斬り、雄たけびを上げる村上(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-広島」(7日、甲子園球場)

 阪神の先発・村上頌樹投手は7回5安打2失点だった。村上は初回、先頭の秋山に二塁打を浴びると、野間は二塁・中野の失策で出塁。いきなり無死一、三塁のピンチを背負い、小園の犠飛で先制点を許した。それでも二回以降は立ち直り、四回まで毎回を三者凡退に。

 しかし五回、1死から堂林を打ち取った当たりを中野が再び失策。相手先発の床田に右前打を許し、2死一、二塁となると、秋山に適時打を浴び2点目を献上した。

 六回は菊池、小園の連打で無死一、二塁となるも、坂倉がバントした打球を大山が素早く三塁へ送球し、封殺した。なおも1死一、二塁だったが、宇草、堂林を2者連続空振り三振で追加点を与えず。七回も三者凡退に抑えた。七回は味方が2死満塁の好機をつくり、代打を送られて降板。

 前回登板の4月30日・同戦(マツダ)では1失点完投で2勝目を挙げており、広島に対して今季は2戦2勝していた。

 昨年6月6日の楽天戦以来となる自己最多タイ116球の粘りの投球を見せたが、3勝目とはならなかった。

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