中国代表 準備したWBC球は1ダース 「なくなったら日本球でお願いします」

オリックス戦を前に練習する中国代表
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 「練習試合、オリックス2軍3-3中国代表」(28日、清武第2野球場)

 WBCに参加する中国代表は初回2死からストレート勝負を挑んできたオリックス・吉田凌投手から3番以下の4連打で3点を先取。二回以降は本来の組み立てで来られると無得点。

 吉田凌には結局、4回60球で料理され、五回以降は塚田貴之投手、育成ドラフト3位・神戸文也投手、高木伴投手、佐野皓大投手、育成の角屋龍太投手という5投手による1イニングずつのリレーの前に沈黙した。

 中国代表は守りにも課題を残した。被安打はわずか4本ながら初回、四回の失点はいずれも失策からだった。

 オリックス・田口壮2軍監督は「投手はメジャーリーグ出身のコーチからツーシームやカットボールを教わっているようで、ウチの選手も苦戦していた。打者は直球には強かった」と印象を語った。

 オリックス関係者を驚かせたのはボール。中国代表が守備の場合はWBC公認球を使うことになっていたが、中国代表が持ち込んだ球はわずかに1ダース。「なくなったら日本球でお願いします」と話していたという。

 大会直前の練習試合だけに少なさに苦笑するしかなかった。

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