高木京介元投手 巨人と育成契約 「二度と同じ過ちを犯さない」

 野球賭博に関与したとして、1年間の失格処分を受けていた高木京介元巨人投手(27)が27日、巨人と育成契約を交わした。年俸は230万円で背番号は「028」。21日に処分満了を迎え、この日、熊崎勝彦コミッショナーに提出していた復帰申請書が受理されたことにより球界復帰が認められた。

 都内の球団事務所で会見を行った高木京は「真摯(しんし)に野球に取り組み、二度と同じ過ちを犯さないように努めていきたいと思います」と深々と頭を下げた。昨年5月から練習を再開。夏からは母校・国学院大のグラウンドで練習を続けたといい「できる限りの個人練習は重ねてきた」と話した。

 処分前よりも体が細くなった高木京は近くチームに合流し、当面は3軍で調整を重ねる。野球賭博で失格処分を受けた選手が現役で復帰するのは史上初。「すべてのギャンブルを断つことで、少しでも信頼を回復していけるように努めていきたい。ひたむきに野球に取り組んでいきたい」と、再起への思いを口にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス