DeNA小川博文コーチ、恩師・上田利治氏訃報に「厳しく情熱のある方だった」
DeNA・小川博文打撃コーチが2日、オリックス時代の恩師・上田利治氏の死去を悼んだ。同コーチが1989年の新人時代にオリックスの監督を務めていたのが上田氏だった。「ルーキーイヤーにレギュラーで使っていただいた。厳しい方でしたし、情熱のある方だった」と感慨深げに振り返った。
思い出深いのが1989年のオープン戦。「僕がスタメンで出た試合でヒットを打った。『おめでとう』と言っていただきました」。プロとしての厳しさ、そして優しさも持ち合わせていた心の恩師に対する感謝の気持ちを忘れることは決してない。
上田氏の死は「昨日、遅い時間でしたけどニュースで見ました。すごく残念な気持ちです」と沈痛な面持ちだった。