大島康徳氏、9回目抗がん剤治療の中止を報告「神様が休みなさいと前向きに」

 元プロ野球選手の大島康徳氏が11日、ブログを更新し、予定していた抗がん剤治療を中止したことを報告した。大島氏は今年2月に大腸がんのステージ4であることをブログで公表。治療を続けながら野球解説の仕事も続けている。今回の抗がん剤治療の中止は血液検査の結果が悪かったのではなく「痺れの副作用を考慮して頂いてのことです」と説明した。

 大島氏は10日のブログで9回目の抗がん剤治療へ向け「しっかり食べて しっかり水分補給して抗がん剤の点滴に備えます」と抗がん剤へ臨む気持ちをつづっていたが、一日経ち「実は昨日受けるはずだった抗がん剤点滴治療は中止になりました」と報告。理由について「血液検査の結果が悪くて治療ができなかったのではなく、痺れの副作用を考慮して頂いてのことです」「痺れの副作用が強くなっていますので、一旦お休みすることとなりました」と説明した。

 治療が延期となることには「せっかくいただいたお休みだから その間に体力を回復させよう!有意義に過ごそう!と思っています」と次回の抗がん剤治療へ向け、気力、体力を養うと約束。血液検査ではさまざまな臓器の数値も正常だとし「今回のお休みは神様がここらで一回休みなさいと言って下さっているのだと前向きにとらえています」と、治療延期にも不安を見せなかった。

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