帝京五が最大5点差はね返して決勝進出 夏の甲子園初出場へM1

 「高校野球愛媛大会・準決勝、帝京五16-11川之江」(27日、松山坊ちゃんスタジアム)

 帝京五が最大5点差をはね返し、延長十二回、4時間14分(中断19分)の激闘を制した。

 四回までに5点を奪われる苦しい展開。その後、反撃に出るが、2点差に追い上げた六回にはアクシデントもあった。2死一、二塁から右中間の飛球を追った中堅・藤井清光外野手(3年)と右翼・河野瞬外野手(3年)が激突。藤井が負傷交代となった。それでも諦めない。3点差まで迫って迎えた九回、1死二、三塁から河野の2点適時打などで追いついた。

 そして延長十二回1死一、二塁から4番・篠崎康捕手(3年)が、左中間を破る2点適時打を放ち、ついに勝ち越した。さらに攻撃の手を緩めず、佐藤蒼介外野手(3年)の2点適時打などで打者14人、8点を奪う猛攻で決着を付けた。小林昭則監督(49)は「練習試合から、リードされて引っ繰り返す試合をやってきた。それを公式戦で出してくれた」と選手をたたえた。

 ナイン一丸でつかんだ勝利。夏の甲子園初出場を目指して28日の決勝に臨む。

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