3度のセーブ王に輝いた日本ハムの武田久投手(38)が今季限りで退団することが12日、確実になった。関係者によると球団側からはこれまでの功績をたたえた上で引退を勧められたが、現役続行の意思が固く他球団でのプレーを目指す見通し。
武田久は徳島・生光学園高から駒大、日本通運を経て2003年にドラフト4位で日本ハムに入団。06年には最優秀中継ぎ投手に輝き、09、11、12年と最多セーブを獲得した。今季は7試合の登板にとどまっている。通算成績は534試合に登板して31勝30敗167セーブ、防御率2・61。