中井が巨人球団通算10000号 プロ野球史上初!第1号は1936年の中島治康

4回、左中間に球団10000号本塁打を放つ巨人・中井大介=東京ドーム(撮影・三好信也)
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 「巨人-ヤクルト」(26日、東京ドーム)

 巨人・中井大介内野手がプロ野球史上初の快挙となる球団10000号本塁打を放った。1点リードの四回に左中間スタンドへライナーでたたき込んだ。三回には村田修一内野手の左翼ポール際への大飛球がリプレー検証の末にファウルと判定されて“幻弾”となっていたが、今回は正真正銘のメモリアル弾となった。

 17日のDeNA戦以来となるスタメン出場。ダイヤモンドを1周した背番号61はナインの祝福に照れ笑いを浮かべ、スタンドの歓声に対し、控えめに喜んだ。

 中井にとっては今季5号、通算10本目の本塁打。プロ10年目の今季は初の開幕スタメンをつかんだものの成績は伸び悩み、シーズンを通して首脳陣の期待に応えられていない。それでも生え抜きの大砲候補として、過去の名だたる先輩とともに球団の歴史に名前を刻んでみせた。

 巨人の球団初本塁打は1936年に中島治康が記録。それから82年目での偉業達成となった。

 ちなみに巨人の主な節目の本塁打は、王貞治が65年に2000号、72年に3000号。82年に前監督の原辰徳が4500号、96年に松井秀喜が6500号を放っている。現監督の高橋由伸は2002年に7500号をマークしており、9000号は現DeNA監督のアレックス・ラミレスが2010年に放っていた。

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