プロ野球西武の鈴木葉留彦球団本部長は6日、牧田和久投手(32)が希望していたポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を容認する考えを示した。「認めるつもりでいる。その方向でと思っています。本人も強い意志がある」と語った。
牧田は今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表入りして米挑戦への思いを強め、今季、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。ポスティングシステムは日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)が改定交渉で合意しておらず、利用開始の手続きができない状態だ。