侍J・今永が決勝も連投?稲葉監督、山崎と名前間違えた「あした必ず投げてもらう」

 「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017、台湾2-8日本」(18日、東京ドーム)

 侍ジャパンが台湾に大勝し、2連勝で決勝戦進出を決めた。

 打線は外崎(西武)のソロで先制すると、12安打を放ち、8点を奪った。投げては先発の今永(DeNA)が6回を3安打12奪三振無失点に抑える力投を見せた。2連勝の侍ジャパンは19日に1勝1敗の韓国と決勝で戦う。

 稲葉監督の一問一答は以下の通り。

 -2連勝で完全優勝まであと1勝。

 「とりあえず、今日勝たないことには、あしたに進めないので、とりあえず今日勝つんだということをみんなに伝えました」

 -きょうのゲームはどんなことをイメージしながら戦った。

 「今永投手を先発にしたんですけど。台湾は長打力もあっていいバッターが多いので、そこをしっかり抑えながら、点を取っていければなあという理想があったんですけど。外崎選手がホームランを打ってくれて、先制したという部分ではみんな少しリラックスしてゲームができたのかなあと思います」

 -きょうの勝利は今永のピッチングに尽きる。

 「クライマックス、日本シリーズと非常に素晴らしい投球していたので、いい流れで投球してくれるんじゃないかと思ってましたけど、予想以上に三振の数が多かったのかなあと、さすがでした」

 -稲葉監督は試合中、ほとんど表情を変えない印象だが。

 「そんなことないですよ。嬉しいときは笑ってますし。ですけど、試合が終わるまでは何があるか分からないので、いろんなことを考えながらやっていますけど」

 -韓国、台湾に連勝。若い選手たちの一体感は。

 「ミスしても非常に切り替え早くて。山川選手も今日はエラーをしてしまいましたが、1番元気を出してベンチを盛り上げてくれましたし。しっかり切り替えができて、みんなでやっているという一体感が出てきて。この2試合でグッとひとつになってきました」

 -あしたの決勝戦に向けて。

 「当然韓国も、初戦でああいう風にやられて燃えてくると思いますので、それ以上に気持ちを込めてやっていきます。きょう最後、皆さん今永選手(の登板)を期待したと思うんですけど。あした今永選手には必ず大事なところで行ってもらいますので、きょうは出さなかったんですけど」

 -今永はあしたも行きますか。

 「あっ、ごめんなさい、今永選手じゃない、山崎選手です。ごめんなさい、山崎選手にはあした大事なところで行ってもらいます。みんな総動員で、1勝を取りにいけるように頑張ります」

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