片岡篤史ヘッドが追悼「星野さんが監督になったから阪神に来た」

 阪神の片岡篤史ヘッドコーチが6日、大阪市内で行われたPL学園のOB会に出席した。楽天の星野仙一球団副会長が4日に死去したことを受け、「星野さんが監督になったから阪神に来たのは間違いないですね」と思いを語った。

 2001年、日本ハムからFA移籍で阪神に加入した片岡ヘッド。12月19日に東京・赤坂プリンスホテルで星野氏と2人で直接会談したが、これは阪神監督に就任した星野氏が18日に就任会見を開いた翌日という電光石火の出来事だった。

 片岡ヘッドは「星野さんが監督になったから阪神に来たのは間違いないですね。赤坂プリンスの別邸の広い部屋で2人で昼食をとったのは今でも覚えています」と当時を振り返りつつ、星野政権下で成し遂げた03年のリーグ優勝についても「FAで移籍して、野球の厳しさをもう1度教えていただいた。僕が指導する上でも、それは生きています」と語った。

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