日本ハム・有原航平、全球種をテスト 捕手座らせ33球「早く実戦で投げたい」
右肩炎症からの復帰を目指す日本ハム・有原航平投手が11日、鎌ケ谷で離脱後2度目のブルペン投球。捕手を座らせた状態で33球を投げ、カーブやチェンジアップなど持ち球の変化球も全て投じた。
寒空の2軍施設で順調な回復ぶりをアピールした。7~8割の力で「普通に投げられました」と有原。「早く実戦で投げたいです。とにかく一日でも早く」と闘志を燃やした。
米アリゾナキャンプ中の2月2日(日本時間3日)にMRI検査を受け、右肩の炎症と診断された。1次キャンプ最終日にキャッチボールを再開させ、その後は2軍に帯同してリハビリに励む日々。この日の投球練習を見守った栗山監督は「一番早く帰ってきてほしいと思っているのは俺だよ。天下を取らせたいし、ナンバー1になれる投手だと信じている」と背中を押した。