巨人・高橋監督 DeNA左腕ルーキーに連敗「少し考えないといけない」

5回途中で吉川光夫の交代を告げる巨人・高橋由伸監督=横浜スタジアム(撮影・園田高夫)
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 「DeNA5-0巨人」(19日、横浜スタジアム)

 巨人・高橋由伸監督が、今季2度目の零封負けに悔しさをにじませた。

 DeNAのドラフト1位・東克樹投手(22)=立命大=に、八回1死まで4安打無得点。ルーキーには前回12日の対戦でも初勝利を献上しており「初めてではないですし、点が取れなかったというのは、少し考えないといけない」と振り返った。

 六回の攻撃前には円陣を組んで対策を練り直したが、効果なし。最速148キロの直球とカーブ、スライダー、決め球のチェンジアップに的を絞ることができず、凡打の山を築いた。DeNAの新人に初登板から2戦2敗を喫したのは有働克也以来で、26年ぶりの屈辱となった。

 中日と並んで最下位に沈み、借金は5。村田ヘッドは「0点じゃ一生勝てんわな」と、ため息を吐いた。

 東に限らず、相手先発が左腕だった試合は5戦全敗。“左アレルギー”は深刻だ。

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