浦和学院が4強入り 1年美又が好リリーフ 最速142キロ 次戦も「絶対抑える」

力投する1年生投手の浦学・美又=大宮公園(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球南埼玉大会・準々決勝、浦和学院11-4朝霞」(18日、埼玉県営大宮公園野球場)

 浦和学院が七回コールドで4強入りした。プロ注目で主将の蛭間拓哉外野手(3年)が3安打1打点と復調気配を見せ、唯一のベンチ入り1年生・美又王寿投手が救援し2回無失点。5年ぶりとなる夏の甲子園へあと2勝となった。

 勝利にも気を引き締めた。スコアでは大勝ながら、4-0とした二回に蛭間の落球から3失点。「自分が迷惑をかけてしまった」と主将は猛省し、四回の第3打席で右前へ適時打を放ち取り返した。

 投手陣にはフレッシュな力が加わっている。森士監督が「十分な戦力」と評する美又が3回戦の志木戦に続き好リリーフ。最速142キロを誇る直球を武器に打者6人を完璧に抑えた。次戦へ向け、「絶対に抑えます」と力強い。

 15年以来の聖地切符獲得が近づいてきた。蛭間は「ここからが厳しい戦いになってくる」と勝ってかぶとの緒を締めた。

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