日大三・金子粘ってV押し出し死球

 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、日大三4-3龍谷大平安」(17日、甲子園球場)

 必死に食らいつき、粘り腰で勝ち取った。日大三・金子凌内野手(3年)は3-3の八回2死満塁、簡単に追い込まれたが、諦めない。右肩に死球を受け、三走が決勝のホームへ。「うれしかったですけど、めっちゃ痛かったです」と屈託のない笑みを浮かべた。

 三回、先頭で迎えた打席ではバックスクリーン右に飛び込む先制の一発。「ここまできたら思いっ切りやるしかないと思っていました」と高校通算5本目の一発を振り返った。

 折尾愛真に勝利した1回戦の夜。テレビ朝日系「熱闘甲子園」に出た自身の映像を見て、打撃フォームの改造を決意した。「トップをつくるのが遅かったので、早めるように改善しました」。頼もしいリードオフマンの活躍で11年以来、7年ぶりのベスト8進出だ。

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