金足農、大阪桐蔭の決勝始まる レジェンド始球式は三沢の太田幸司氏らが登板

始球式を行う太田幸司氏(左)と井上明氏(右奥)=甲子園(撮影・吉澤敬太)
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 「第100回全国高校野球選手権・決勝、金足農-大阪桐蔭」(21日、甲子園球場)

 レジェンド始球式は、1969年夏の決勝で延長十八回を投げ合った松山商の井上明氏と、三沢の太田幸司氏が登板した。

 満員の高校野球ファンが見守る中、井上氏、太田氏はともにワンバウンド投球となったが、ホームベース上を通過するナイスボールに大きな拍手が沸き起こっていた。

 井上氏はショートバウンド投球に「腕が縮こまってしまった」と苦笑、「100回を記念する大会で投げられて良かった」と感謝した。太田氏も「記念すべき大会の決勝に声を掛けて頂いて、49年前の熱い気持ちが蘇った」と笑顔を見せた。

 決勝戦では金足農の吉田投手に注目が集まっているが、井上氏も「ずば抜けた素材を持っているかな」と評価すると、同じ東北を背負って投げた太田氏も「時代とともに変わるけど、エースが最後まで投げるという試合を久しぶりに見ることが出来た」と今大会の吉田のピッチングを堪能したようだ。

 始球式直後、プレーボールがかかり、金足農(秋田)の先攻で試合が始まった。初回は大阪桐蔭(北大阪)の先発右腕、柿木蓮投手(3年)が三者凡退で終えた。

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