ソフトバンク 松中信彦氏と新垣渚氏が1打席対決
ソフトバンクは9日、球団創設80周年を記念した「レジェンドデー」の第5回を開催。毎回OBをゲストに招いており、この日は04年に三冠王に輝くなどホークス一筋で通算352本塁打を放った松中信彦氏が来場した。
試合前には同じくOBで現球団職員の新垣渚氏との「1打席対決」が実現した。最大7球の予定だったが、フルカウントから四球の後の「おかわり」でもファウルやボールで球数が重なって決着は10球目へ。最後は132キロの直球を右中間へ大きなフライを運んだが、惜しくも外野フェンスには届かなかった。
松中氏は「久しぶりのヤフオクドームの打席は気持ちよかった。現役の最後は不甲斐ない5打席連続三振だった。でも、今日は応援歌を聞いて鳥肌が立ったし、このような機会を与えて頂いた球団に感謝したいです」と笑顔が絶えなかった。また、首位を猛追する現役の後輩たちに向けて「直接対決もが7つも残っているし十分チャンスがある。どんどん西武にプレッシャーをかけ、自分たちもいい意味でのプレッシャーを感じながら戦ってほしい」とエールを送った。