西武崖っぷち…秋山16打数1安打が心配、辻監督「ちょっと元気がないよね」

 5回、ソフトバンク・武田翔太(右)に左飛に打ち取られた西武・秋山翔吾
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 「パCSファイナルS・第4戦、西武2-8ソフトバンク」(20日、メットライフドーム)

 西武がまたしてもソフトバンク打線の猛攻を浴び連敗。優勝チームが日本シリーズ進出へ王手をかけられた。

 2年目の今井が初回に柳田に左越え2ランを浴びると、二回にも甲斐に左中間2ランを許しいきなり4点のビハインドとなった。三回には木村の左中間2ランで2点差に迫るも七回には増田、マーティンと勝ちパターンのリリーフ陣が4四球を与え、デスパイネ、内川に適時打を浴びるなど4失点を喫した。辻監督は「踏ん張っとけばというところであのきつい4点がダメ押しですよね」と嘆いた。

 シーズンはリーグトップの打率・273を誇る強力打線の中で切り込み隊長の秋山が打撃不振に陥っている。この日も4打数無安打に倒れ、CSファイナルSは計16打数1安打、打率・063。指揮官は「確かにちょっと元気がないのはね」と心配した。

 4試合で計38失点と投手陣が失点を防ぎきれていない状況で第5戦は投手陣の踏ん張りが鍵を握る。

 「勝つために必死にやります」と辻監督。パ・リーグは3位から勝ち上がり下克上日本一を決めた2010年のロッテ以降、2011年から7年連続で優勝チームが日本シリーズへ進出している。第5戦以降下克上阻止へ優勝チームが意地を見せられるか。

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