楽天1位は立命館大の辰己涼介「うれしいの一言。楽天カード作る」

楽天から1位指名を受けた立命館大・辰己涼介=立命館大学衣笠キャンパス(撮影・石湯恒介)
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 「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)

 楽天からドラフト1位で指名された立命大・辰己涼介外野手(4年・社)が、同校で喜びの会見を開いた。

 外れ1位として阪神、巨人、ソフトバンクと4球団競合の末、楽天の石井一久GMが交渉権を引き当てた。テレビ画面越しに見守った辰己は、同GMのガッツポーズに笑顔。何度もうなずくように、「ここまで評価していただけると思わなかったので。うれしいの一言です」と、指名の喜びをかみしめていた。

 日米大学野球選手権に3年連続で出場。今夏は代表でも主将を任された。関西学生野球リーグで歴代2位の通算122安打。今秋のリーグベストナインにも選出された。生まれも育ちも関西の辰己は、楽天のイメージを問われると「楽天なので、まずは楽天カード作るところからいこうかなと思います」と関西人らしく、会場の笑いを誘った。

 社(兵庫)では高校通算20本塁打を放ち、3年夏に兵庫大会4強。立命大では1年春からレギュラーを獲得し、2年時の2016年から3年連続で大学日本代表に選出された。遠投120メートル、50メートル走5秒7と、走攻守でハイレベルの技術を持つ、大学ナンバー1野手だ。プロでの目標を問われると「どのタイトルも狙える能力はあると思っている。また、これからも伸ばしていきたいと思って居ます。ゆくゆくはトリプル3を狙える選手になりたい」と高い目標を口にし、決意を新たにしていた。

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