ソフトバンク、FA浅村に4年28億提示 都内で初交渉
ソフトバンクが16日、西武からFA宣言した浅村栄斗内野手(28)との初交渉を都内で行った。4年総額28億円程度の超大型契約を提示したとみられる。
浅村は今季、打率・310、32本塁打、127打点で自身2度目の打点王を獲得。球団が獲得意思を表明した直後の9日には工藤監督が「チャンスに強く広角に打てる。投手への重圧は相当。あれだけの本塁打と打点を挙げられる選手はいない」と絶賛し、交渉への直接出馬も辞さない構えを見せていた。
チームは最終的に2年連続日本一に輝いたものの、ペナントレースで6・5ゲーム差を離されての2位だった現実を本社サイドも重く受け止めている。後藤社長は「選手の獲得予算は作るべきではない。青天井でいい。必要な選手には必要なマーケットプライスがある」とも話しており、西を含めてマネーゲームで他球団に負ける気はない。誠意と豊富な資金力で、3年連続日本一に欠かせない恋人を射止める。