元プロ選手の法大助監督らを処分 部員への暴力など 審査室会議

 日本学生野球協会の審査室会議が20日、都内で開かれ高校15件、大学1件の処分を決めた。大学では、東京六大学リーグで今秋12季ぶり45度目の優勝を果たした法大の助監督が部員への暴力および報告遅れで、4カ月の謹慎となった。

 助監督は元プロであり、16年3月から外部コーチとして指導を始めた。18年1月に助監督へ就任。2年前、当時の2年生部員に対して練習態度を理由に平手で頭を2、3発殴るなど計3人に3度にわたって暴力行為をはたらいた。

 ことしの10月に外部からの通報で発覚し、日本学生野球憲章では3年前までの事例が審査対象になるため今回の処分となった。

 なお、監督による部員への暴力がわかった名古屋経大高蔵への処分決定は来月以降の予定となっている。

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