中島宏之の巨人入りが決定、背番号は「5」 決め手は原監督の言葉「一発、やってやろう」

 巨人は22日、オリックスを退団した中島宏之内野手の入団を正式発表。都内で原辰徳監督同席のもと、入団会見を行った。背番号は5に決まった。

 中島は「読売巨人軍、原監督、このようにご縁をいただき、入団させていただくことになりました。精いっぱい力になれるようがんばっていきたいと思います」と抱負。原監督は「ジャイアンツの一員になってくれた。私のなかで吉報です」と笑った。

 手薄な一、三塁を守れる右の強打者。貴重な代打としても計算できることから、原監督も獲得に積極的な姿勢を見せていた。中島は「すごくうれしい。(入団の決め手は)原監督の言葉、それだけです。いい時も悪い時も、一緒に助け合って戦おうと。一緒のタイミングで入団して一発、やってやろうと伝えてもらった。それだけで決めました」と語った。

 通算1759安打。原監督が指揮を執った2009年のWBCでは、2番打者として起用。打率・364と期待に応え、世界一の喜びを分かち合った。「このところ少しケガもあるようだけど、頑健な体を持ち合わせている非常に魅力のある選手。何より私と相性がいいと。私が勝手にそう思っている」。36歳となったベテランへの期待は大きい。

 原監督は編成面でも球団のかじ取り役を託されている。獲得の経緯について「ナカジはどうするんだろう。ナカジが来てくれたら競争が激しくなる」と考えたとし、「自由契約になり真っ先に彼に自分の気持ちを伝えました。彼もいろいろ悩んだと思います。結果的にこういう風になり一員となったことに満足しています」とうなずいた。

 前日は新外国人選手として、今季パドレスで20発をマークしたクリスチャン・ビヤヌエバ内野手を獲得。V奪回へ、戦力に厚みを増していく。

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