西武・内海 2・1ブルペン 一番乗りだ

 フリーエージェント(FA)で巨人に加入した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武に移籍した内海哲也投手(36)が23日、埼玉県所沢市の西武第二球場での自主トレを公開した。ランニングや最長80メートルの遠投などで汗を流し、新天地での活躍を誓った。

 「順調に仕上がっている。(巨人で)15年やってきた経験を16年目に生かせるように。1年間戦える体づくりをやっていきたい」。21日までは鹿児島・奄美大島で自主トレを行い、「キャッチボールの延長で傾斜でも投げた」とブルペンにも数回入ったという。

 内海は「毎年そのつもりで体をつくっている」と2月1日、一番乗りでのブルペン入りを明言。

 新天地で再出発する巨人の元エース。2桁勝利は2013年が最後。「ここ数年は2桁(勝利)もないけど、1年を通して頑張りたい。不安もあるけど、まずはチーム内の競争に勝っていく」。裸一貫から「獅子の内海」が動き始めた。

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