大島康徳氏が阪神・原口に力強いエール「大丈夫だ!焦るな」同じ大腸がんと闘病

 中日、日本ハムで活躍した大島康徳氏が25日、自身のブログを更新し、大腸がん手術を受けることを公表した阪神の原口文仁捕手へ「大丈夫だ!焦るな!」と、同じ大腸がんと闘病生活を送るがんサバイバーとしての立場から力強いエールを送った。

 2016年11月に大腸がん手術を受け、現在は肝臓への転移もあって闘病を続けている大島氏は、「今朝のスポーツ新聞を見て驚きました。阪神の原口選手が大腸がんが見つかり近く手術を受け治療に専念するとありました。彼は26歳。バリバリの現役です。その心中は私にはよく分かります。痛いほど分かります」と気遣った。

 さらにこれから手術を控える原口に対しては同じ病気と闘ってきた経験から、「原口選手にこの言葉を送ります。大丈夫だ!焦るな!君はまだ若い。この先の人生は長い。病気が分かり手術・治療に入ると決まってから考えていることは現役復帰のことしかないと思う。当然だ。しかし、復帰を焦らず今はじっくり治療に専念してもらいたい。(治療後のリハビリも含めて)自分を信じて全てを受け入れその先にある目標を見据えてその目標の実現を信じてそのためにじっくりと焦ることなく治療に専念してもらいたい!心からそう思います。頑張れ!原口選手。陰ながら、いつも応援していますよ」と記した。

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