侍・稲葉監督「選手を試す最後のチャンス」清宮、村上ら大胆に抜てき

 3月9、10に行われるメキシコとの強化試合(京セラドーム大阪)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー28人が18日、発表された。

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)やヤクルト・村上宗隆内野手(19)など初選出は28人中11人というフレッシュな陣容に。阪神からは大山悠輔内野手(23)がメンバー入りした。この日、那覇市内のホテルで稲葉篤紀監督(46)が山中正竹侍ジャパン強化本部本部長(71)とともに会見に臨んだ。

 稲葉監督は「チームを作り上げていく過程で、本番までに不測の事態や想定外の事態が起きる可能性があることを考え、このメキシコ戦は私の選択肢を増やすためにも、まだ見ていない力のある選手を試す最後のチャンスと考えていました」と選考の経緯を説明。初選出の清宮については「あの19歳という若さで非常にバッティングというのはたけているものがある。課題はたくさんあるが、一度、自分の目で見てみたいという思いで今回、選びました」と話した。

 今回、アピールに成功すれば、11月開催の国際大会「プレミア12」や来年の東京五輪への道も開けてくる。指揮官は「全力で今、持っているものをやってもらえたら。すべて出し切るというところを期待したい」と日の丸を背負っての大暴れを願っていた。

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