オリックス、T-岡田対マレーロ!し烈一塁争い

9回、マレーロは左越えに3ランを放つ(捕手・梅野)
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 「オープン戦、オリックス4-8阪神」(24日、京セラドーム大阪)

 オリックスの開幕スタメンで唯一、決まっていなかった一塁手はオープン戦最終戦を終えても確定しなかった。

 本命と見られていたマレーロがオープン戦終盤に調子を落とし、逆にT-岡田がバットでアピールした。

 この日は7番一塁で先発出場したT-岡田が西から2安打を放てば、七回から代打で出場したマレーロは九回無死一、二塁の場面で藤川から左翼へ特大の1号3ランを放った。

 西村徳文監督は「T-岡田の状態が上がってきているから一塁をどうするか。2人とも打ったからね。どっちを使ってもいい。相手投手を見ながら。考えます」とうれしい悲鳴を上げた。

 マレーロは「今年は特に一生懸命、練習をしてきた。このチームが好きだしいい結果を残したいと思っている。開幕スタメン?チームが決めることに対してしっかり準備をするだけだ。ラインアップは監督が決めることだからね」とやりきった表情で話した。

 オープン戦の成績はT-岡田が15試合で28打数10安打1本塁打3打点の打率・357。

 マレーロは12試合に出場し36打数12安打1本塁打7打点の打率・333。

 オリックスは29日に日本ハム戦(札幌ドーム)で開幕を迎える。

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