ロッテ藤原にOB山崎裕之氏がエール 65年に高卒新人開幕スタメン

試合前、スタンドのファンにサインをするロッテ・藤原恭大=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)が球団としては65年の山崎裕之氏(評論家)以来となる高卒新人スタメン出場の記録に並んだ。54年ぶりのことだ。

 山崎氏は65年4月10日の東映(現日本ハム)対東京(現ロッテ)第1戦(後楽園)に「遊撃・7番」でスタメン出場を果たした。

 自身は内野手、藤原は外野手としての出場となった。「大変なこと。偉業みたいなものです」と大先輩としてコメントを寄せた。

 54年前を振り返り、「それはもう緊張しましたよ」。埼玉・上尾高校から鳴り物入りで東京に入団。1年目から1軍に定着した。

 その山崎氏も「よく覚えていないんだよね」と言うように、大入りとなった後楽園球場での初出場はかなり堅くなったようだ。

 藤原はこの日朝、井口監督にスタメン直接伝えられたが、「(スタメンはいつ)言われたのかどうだったのか覚えていない」という。当時は監督が選手を呼んで直接伝えるという習慣はなかったようだ。

 試合では3打数無安打(1三振)だった。しかし、翌日の同カードで尾崎行雄からプロ初安打を放っている。83年には通算2000本安打を達成した。

 藤原と同じ背番号「2」だった山崎氏。

 「三拍子そろっているし、バットコントロールもいいし、振りも鋭い」と後輩を高く評価。最後に「ロッテからすれば、井口監督にとっても話題性もあるでしょうね」と話していた。

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