オリックス先発の榊原、あと1人でプロ初白星消える 抑えの増井でまさかの同点
「オリックス-楽天」(7日、京セラドーム大阪)
先発し6回1失点と好投した榊原翼のプロ初白星が、あと1人のところで潰えた。
オリックスは二回に西野が先制1号ソロ。四回には、若月のスクイズ、後藤の2点適時打、吉田正の適時打で計5得点。投手は勝ち投手の権利を持って降板した榊原から吉田一-澤田とつないで、5-2と3点差をつけて九回のマウンドは抑えの増井に託された。
しかし、この増井が集中打を浴びる。1死から代打・藤田、辰己、田中と3連打を浴びて1失点。さらに、茂木を三振に切ってとってから、浅村にはセンター前に運ばれて2失点目。なおも2死一、二塁で島内にも中前適時打を許して3失点目。続くウィーラーから三振を奪ったものの、3点のリードを守り切れず、榊原の白星を消してしまった。
榊原は16年の育成ドラフト2位でオリックスに入団。昨季1軍初登板を果たし、5試合を投げ勝敗はなし。今季は1試合に登板し、1敗という成績だった。