日本ハム・栗山監督「俺が悪い」不振の中田5番でも機能せず借金1

 「オリックス6-4日本ハム」(17日、京セラドーム大阪)

 日本ハムは今季初めて中田を4番から外すなどクリーンアップを組み替えたが、終盤の反撃も及ばず連敗を喫して借金1。栗山監督は「毎日毎日、一番勝ちやすい形を考えていっている。勝てなかったということは俺が悪いということだろ」と敗戦の責任を負った。

 先発・ロドリゲスが初回、吉田正に先制の5号ソロを浴びた。二、三、四回も1点ずつ奪われ、4回63球で降板。「毎回点を許してしまいゲームをつくれなかったことが全て」と反省を繰り返した。

 それでも、光明はある。3点ビハインドの七回1死三塁。今季初めて3番に座った王柏融が来日1号2ランを右中間席へ運んだ。「自分のスイングができました。本当にうれしいです。久々の感触だったので、最高の気分でした」。この日は来日後初の4安打3打点の大暴れ。大田も2号ソロを含む3安打と存在感をアピールした。

 一方で、17年8月6日・オリックス戦以来の「5番・中田」は4打数無安打。打率・194と不振は続いており、試合後も険しい表情で球場を後にした。

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