立命大・坂本がリーグ戦初完封 高校の後輩、阪神・浜地に刺激「負けないように」

5安打完封勝利を挙げた立命大・坂本=ほっともっとフィールド神戸(撮影・佐藤厚)
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 「関西学生野球、立命大3-0京大」(20日、ほっともっとフィールド神戸)

 第3節の1回戦。立命大が今秋ドラフト候補の左腕・坂本裕哉投手(4年・福岡大大濠)のリーグ戦初完封で3-0で勝利した。高校時代は、阪神・浜地真澄投手の1学年上で共にプレー。後輩の活躍も励みに、さらに上を目指していく。

 126球を投げて、5安打9奪三振という力投でゼロを並べた。「まっすぐで押せました。100球を越えても球威は落ちなかったので。(完封は)うれしいです」。この日の最速は146キロ。自己最速148キロの更新とはいかなかったが、九回も140キロ超えの直球を軸に、京大打線を抑え込んだ。バットでも九回にダメ押しの適時二塁打を放った。

 昨年の秋のリーグ戦時には78キロだった体重も、今では85キロに。「一度、88キロまで増やして、そこから絞りました。(増量すれば)球威も上がってくるので」。増量による肉体改造に加え、「ランナーが出ても余裕を持って投げられているので」とメンタル面でも成長が見られる。

 プロで成長を続ける浜地の存在も刺激になっている。福岡から、同じように関西に場所を移したこともあり、今でも連絡を取り合う間柄。「真澄のこの前の試合(4日・巨人戦)も見ました。刺激になりますし、負けないようにがんばりたい」と力強く話していた。

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