巨人・山本 決勝打で初のお立ち台 離脱した吉川尚の穴埋めで大活躍

 「巨人5-2DeNA」(27日、東京ドーム)

 控え選手とは言わせないとばかりに、4年目の巨人・山本がバットで存在感を際立たせた。決勝打を含む2安打2打点。東京ドームで初のお立ち台に上がると「これだけお客さんが入ってくれたので、それを力に変えることができました。最高です」と声を弾ませた。

 昨季とは違う成長の跡をみせた。二回2死一、二塁では外角低めフォークに食らいつき中前へ。四回1死一、三塁は147キロ内角直球に腕を畳んで反応し、バットを折りながら左前へ運んだ。慶応から慶大とエリート街道を歩んできたが、プロ入りから昨季まで思うように結果が出なかった。そんな中、昨秋キャンプに原監督から内角打ちの指導を受けた。「何かを変えなきゃいけない思いでやってきた。変えてきた結果、いい方向に行っている」とうなずいた。

 正二塁手の吉川尚が16日に離脱後、緊急昇格。穴を埋める以上の活躍に、「甘くないボールをヒットにできて、非常に成長の跡が見られますね。レギュラー扱い?そうですね」と原監督。10連戦の初戦勝利に貢献した若武者を称えた。

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