楽天・藤田 右股関節の内転筋炎症で登録抹消 18日のロッテ戦で走塁の際痛める
「ロッテ-楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・藤田一也内野手(36)が、右股関節の内転筋炎症で出場選手登録を抹消された。藤田は18日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)の九回の攻撃でバントを試みた際の走塁で患部を痛め、その後は代走を送られていた。
試合後、ホテルで球団によるエコー検査などを行った結果、患部に炎症が見られるため抹消が決まった。平石監督は「しばらくは(出場は)厳しいんじゃないかということだったので。しっかりと治してもらうことにした」と説明した。
今季の藤田は26試合に出場して打率・373、1本塁打の成績を残し、高い守備力、走塁でも開幕からチームの勝利に貢献。指揮官も「痛いですね」と話すベテランの離脱となった。また、橋本到外野手(29)も登録を抹消された。
代わってドラフト6位新人の渡辺佳明内野手(22)と、小郷裕哉外野手(22)が初の1軍昇格。平石監督は「若い選手にはチャンス。思い切ってやってほしい」と期待した。