楽天・茂木、ホームラン攻勢の火付け役に 先頭打者弾「まずは先制と考えていた」
「交流戦、楽天-広島」(14日、楽天生命パーク宮城)
楽天が初回に一発攻勢だ。先頭の茂木栄五郎内野手が、広島先発・床田の内角直球を右中間席へ運ぶ先制7号ソロを放った。
「まずは先制と考えていた。後につなぐ意識で打席に入ったのが良かった」と茂木。一時の爆発力が影を潜めていた楽天打線。この試合まで、今季最長となる8試合本塁打なしという状態だったが、茂木のチーム9試合ぶりの一発が打線を目覚めさせた。
さらに安打と四球で無死一、二塁として、4番・ブラッシュが左中間席へとたたき込む18号3ラン。「茂木の本塁打の後、島内、浅村がつないでくれたので気合が入っていたよ。自分が続くことができて良かった」という会心の一撃だった。
そして2死となってウィーラーにも左翼席へ12号ソロ。1イニング3発の乱れ打ち。続く二回も先頭のドラフト2位新人・太田(大商大)がプロ初本塁打。2死から浅村も右中間へ15号ソロを放ち、二回までに5本塁打で試合の主導権を握った。