DeNA 1回交代の阪口は2軍降格 ラミレス監督「あのまま投げていたら…」

1回、ロペスの適時打で生還したソト(左)らに拍手するラミレス監督(中央)
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 「交流戦、DeNA4-8日本ハム」(20日、横浜スタジアム)

 DeNAが競り合いの末に敗れ、3連勝を逃した。先発・阪口が1回2失点で降板。打線は三回までに筒香の8日以来の一発などで4点を奪ったが、中盤以降に中継ぎ陣がつかまった。勝てば交流戦勝ち越しが決まる一戦を落とし、ラミレス監督は「同点に追いついていれば違ったと思うが、そうならないのが野球」と受け入れつつ、2戦連続で乱れた19歳右腕に厳しい目を向けた。

 3点を奪い逆転した初回の攻撃を終えると、指揮官はベンチを出て投手の交代を告げた。制球に苦しみ、初回で31球を要した阪口に、二回のマウンドを与えなかった。「変化球で全然ストライクを取れなかった。あのまま投げていたら5、6点は取られたかなと感じた」。口調は淡々としていたが、表情は厳しかった。

 前回登板の13日のロッテ戦では二回途中で3失点KO。それでも「ホームでどういう投球をするか」と挽回のチャンスを与えた。だが、1死二塁から近藤に中前打を浴び先制点を献上すると、その後1死一、二塁から渡辺にも適時打を浴びた。「自分の思い通りの投球ができなかった」と阪口。試合後、2軍落ちが決まった。

 2番手の国吉に4イニングを託すなど、執念の継投策に打って出たが、中盤以降に失点を重ねた。「ベストの投手を使ってこういう結果になったのだから、それはもう仕方のないこと」と中継ぎ陣を責めることはなかった。21日からは交流戦最後のカードとなる楽天3連戦。エース・今永を先陣に立て、この日逃した勝ち越しを狙う。

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