オリックス自力V消滅 西村監督「まだまだ終わったわけじゃない」

 「オリックス5-6ソフトバンク」(6日、ほっともっとフィールド神戸)

 今季79試合目でついに自力優勝の可能性が消滅した。先制を許しながらルーキー・中川の適時打、佐野のプロ1号3ランで追いつき、マレーロの適時打で一時は勝ち越した。ところが八回に悲劇が待っていた。

 先頭の内川は三塁線へのゴロ。名手・安達は照明が目に入り、捕球できず。打球はフェアグラウンドにバウンドして左翼まで転がり、打者走者は二塁まで進んだ(記録は失策)。

 勝利を信じた満員のほっと神戸のスタンドかどよめく。4番手のエップラーは2死三塁までこぎ着けたが、松田宣にカットボールを左翼席まで運ばれる。逆転2ランに悲鳴が上がった。

 これで首位・ソフトバンクとの対戦は2勝11敗1分け、ゲーム差は今季最大の12ゲーム差に開いた。西村監督は「まだまだ終わったわけじゃないので、また明日から頑張ります」と前を向いた。

 八回には頭部死球を受けた福田が次打者の代打モヤの初球に二盗を決めた。最後まで諦めない姿勢は見せた。ここからはい上がる。

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